テーマ テーマの設定理由 活動スケジュール 活動のために準備した素材や道具、環境の設定
自然と水の働き 山と川が周囲にある環境をいかし、水そのものの働きや、人がそれをどのように生かしてきたかを学べるようなテーマを設定した。 7月~8月
プール遊びを通し、水のありがたさや怖さを学ぶ機会を作る
10月
川遊びを通して、身近な自然に触れる中で、自然が作り上げた景色のすばらしさを感じる
11月~2月
室内での調理活動などを通して、私たちの生活に水がかかせないものであることを知る
 近隣を流れる川や、山の草木は水と自然のかかわりを知る上での恰好の素材となっている。
 プールは現状では、冬に水を張ることができないが、一年中四季の変化を感じられるよう改修を行った。
活動の内容 活動中の子どもの姿、声、保育者とのかかわり
・プール開きやプール納めなどの講話から、水がいかに私たちの生活に役立つか、また危険を理解した  上での付き合い方などを、それぞれの年齢に応じて学べるように伝えた。
・実際の遊びでは、水にすむ動物の物まね遊びを通して、水がいろいろな生き物にかけがえのないものであることを学んだり、さまざまに変化する水の姿から、子どもの感性が引き出されるような活動を行った。
・川では地域のラフティング業者の協力を得て、身近な景色と普段見ることのできない風景など、さまざまな角度から水がどんな場所にあっても、自分たちの生活から切り離せない存在であること、また時には、自然の景色を変えてしまうほどの力をもっていることを伝えた。
・料理など身近な場面でも、生活にかかせないものであることを伝えている。
 
 「水は水色だけど本当の水はいろがないね」「透明だけど目にはみえる」「お料理にいれるとわからなくなっちゃうね」といった、見た目の不思議さや変化を率直な言葉で表現し、またそれが子ども一人ひとりちがう形で表されていた。
 保育者は、子どもたちの声を受け止め、時には子どもたちの観察の様子を静かに見守るなど、形を変えて子どもの興味がわくような保育に努めた。
プール:動物になりきったり、プールの中の水とシャワーの水の違いに興味津々。
焼き芋に使うお芋も水の力で大きくなります。
お料理に使うお野菜も、水の力で大きくおいしくなるんだよ。
いつもは橋の上や川原から眺める多摩川、ボートからの景色は全然ちがいます。
ボートが早くなったり遅くなったり、どうして水は流れ方が変わるのかな。
保育者の振り返りによって得た気づき

 子どもの興味の持ち方はそれぞれで、積極的に声をかけた方がいい場面、様子をしばらく見守っていた方がいい場面など、子どもや状況に応じて、興味の引き出し方もさまざまであると改めて感じさせられた。
 本年は、急遽始まったプログラムであり、思うとおりにいかなかったこともある。次年度以降は日常の保育計画ともあわせて、より子どもの興味を引き出し、育ちにつなげていきたい。